大学受験の小論文対策・書き方講座

慶應大学やAO入試・推薦入試を始め大学受験で小論文が出題増加。「合格点を取る」小論文作りではなく「及第点を取る」小論文作りというテーマのブログ。最低限の小論文は書けるよう答案・文例作りを紹介する。
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【目次】大学受験の小論文対策・書き方講座
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環境問題の書き方|小論文の基礎的な本をやると必ずといっていい程出てくる

小論文を勉強し始めると、いの一番に出てくるのが環境問題ですよね。 なぜか、僕らの受験のころからそうでした。今もわりとそうですよね。 環境問題は学問的に論議の分かれるところで、環境問題が起こった原因がそもそも本当に資本主義やその他の生産活動や日常の生活などから引き起こされたのか?といった問いがあります。他にもたくさん専門家の中で論議が盛んなことと思います。

しかしながら、僕たち受験に携わるものとしては、認識はある程度共通で考えていいものと考えます。そのため、受験生的な程度の一般解答として下に書いていきます。

今回の題材

テーマ型小論文。
問)
「日本で1990年代ごろから環境問題が取りざたされることが多くなった。その環境問題を引き起こしたと思われる原因を産業と関連させて考察せよ。」

思考)
歴史的背景を考える。
1990年代を基準に考えているから、そこよりも前に原因があると思われる。 そこで考えられるのが、それ以前のころは資本主義の全盛時代であること。 日本は戦後期を越えて、高度経済成長期に突入している時代であった。 そのため、物が足りない物を作れ。作って売れ。それが反映の証である。

といったような思想的背景もあり、どんどんどんどん拡大生産をしていく時代でもあった。


資本主義を考える。

勤労をよしとする思想とあいまって、とにかく物を作って売るという流れ。 需要と供給の市場の原理で、均衡を保つ。レッセフェール(アダムスミスが言う言葉。見えざる手というやつ)に任せれば大丈夫。というのが大方の発想。今と違って貧乏だった世の中だから、何も物が無い。焼け野原だった。だから、繁栄を促す象徴的にも資本主義は考えられていた。


大量生産・大量消費

上記のような時代背景があり、1960年代~1970年代ごろから徐々に国民の所得があがり、一億総中流という意識が強くなってくる。(国民みんなが貧乏だった時代から移って、みんなが中流家庭になったよ!という意識)

更に、冷蔵庫や洗濯機、テレビなど所謂、三種の仁義(3C)を所有する家庭も増えてくるくらい所得に余裕が出てくる。そして、物を持っていることが繁栄の証であるという潜在意識も各個人にあっただろう。その結果、企業は作れば売れるという時代に突入したのである。 そして、各家庭は企業が大量に生産した物を大量に消費していくのである。


資本主義の限界

確かに、市場の原理は一定程度、有益なものである。特に価格決定であったり生産量をどの程度にするかは市場に決めて貰うのが一番だろう。
だが、市場の原理にも限界がある。すなわち、環境が有限であるという認識が無かった。企業が大量に物を作る中で、汚水や廃棄物が大量に生産される。物が正の生産物なら、汚水や廃棄物、CO2などは不の生産物といえるかもしれない。
それらが、環境に悪影響をもたらすという認識が無かった。あるいは、あったにしても目を瞑っていたのかもしれない。
仮に、環境を維持しようとすれば、環境維持費という別のコストがかかってくる。すなわち、企業にとっては利益にならないものになる。(もしそれを導入すれば、結果的に僕ら消費者の購入費にも影響が出てくる。)

つまり、見えざる手は市場を浄化してくれはしても、環境までは浄化してくれなかった。

市場の原理の限界ということ。すなわち資本主義の限界でもあるということである。


まとめ

①物が無い
②作ろう
③欲しい
④売ろう
⑤買おう
⑥もっと作ろう
以下略・・・
の流れの中で、環境が汚染され続けたということです。 それが今日的な問題でもあるのです。今尚未解決。

受験生的には、このような流れをまとめて論理的につながるように構成しましょうということです。


正直、眠い目こすりながらで書いたので恐縮ですが、認識違いや説明不足が多々出ているかもしれません。 もし私の間違いなどありましたら、コメント等でご修正いただけますと幸いです。m(_ _)m、、
取りあえず、今回はここまで。
解答は次回作ります。

【2013年度版】塾予備校を使った小論文対策

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アフォーダンスと小論文その2

前回、アフォーダンスと小論文でアフォーダンスの定義的なことを確認しました。 それに基づけば、その物体はどのように使えばいいのか、その物体の特徴ゆえに分かるということでした。

しかしながら、アフォーダンスを一般的に認知させた心理学者のドナルド・ノーマンによれば、アフォーダンスゆえに使い道をミスリードさせてしまうこともありえる、と述べている。

どういうことかというと、例えば、まさにご本人が掲げた例を取り上げてみましょう。


学生食堂のアイスを入れる長い冷蔵庫あるじゃないですか。ガラス張りの。 アレの上に、よく学生時代にトレイを乗せませんでした?w
どうも、向こうの国でも同じように使われていたようで。 そしたら、学生が乗せていたせいでそのガラスが割れちゃったそうな。
「誰のためのデザイン?」ドナルド・ノーマンより


ノーマンによれば、それは良くないアフォーダンスだそうで。 つまり、人に用途を誤らせてしまう情報を与えてしまっている。

このように、誤った使い方を導かないように、デザイン設計者は気をつけねばならないとのこと。

さて、受験生的に興味深いと感じられることに最低でも2つありますね。 一つ目は、よくよく見逃しがちな些細な事から全体化をはかり認知科学的に分析した点。普通だったら冷蔵庫が平らだから何?ってなりません?
それにも関わらず、そこから突っ込んで、なぜ冷蔵庫の上にトレイを置くんだろう。⇒なぜ誤解を生み出してしまうんだろう。⇒誤解を生み出してしまうのは人間の知覚に誤解を与えているからではないか。

こののように、ひとつずつ問題点を具体化していった過程がまさに小論文を書くときの発想力にもつながりますよね。受験生も小論文を書くときは、なぜ・なぜ・なぜと疑い続けて、その上でそこから発生する過程や根拠をひとつずつ洗い出して生きましょう。

二つ目は、人に誤解を与えてしまうものは何も間違えた情報をアフォードする人工物だけでなく、情報をアフォードしてくる人・モノ・コトなど何でもそうですよね。 例えば、受験生的には小論文の構成・言葉遣いを間違えるだけで論理がおかしくなって、一気に点数を引かれてしまうという恐怖が・・・
誤解を与えないよう配慮するというのが受験生としては必要ですね。だから、相手に誤解を与えていないかを確認するために、誰かにしっかりと添削して貰うことが必要なんですね。


ちなみに、慶應義塾大学の環境情報学部はこのドナルド・ノーマン的なアフォーダンスの論点が非常に好きだから環境情報の受験生は2005年の過去問は要チェックです。
【2013年度版】塾予備校を使った小論文対策


小論文でいい文章を書くには?最低限の3つの原則

受験生オレ:「よーし!!いい文章書けた!!!きっとみんな評価してくれるはず。」
受験生オレ:「よー。昨日、オレやっべー良い小論文書いたからオメー読んでみね?」
受験生ΘΘ:「おー。いいぜー。読んでやるわ。」
受験生オレ:「オレの文章うますぎて、オメー鼻血ブーすんじゃねーぞ。」
受験生ΘΘ:「いってろwww」

~~~10分後

受験生オレ:「どうだった」
受験生ΘΘ:「何か良いこと書いてる様な気がするケド、全くもって読みづらい。よって何が書いてあるか意味不明の文章です。」
受験生オレ:「ズガズガビーン」



こんな経験をお持ちの昔のオレ、おはこんばんちは。
いや、今でもオレはこんな文章書いているな。すいません。上司にもよく怒られるタイプです。・・・ とまぁ、それはさておき。w

今日の論点
いい文章を書くためには、どうすればいいのだろうか。

そもそも、ブログや日記、小説などとは違い、小論文で最も良い文章とは、 相手に伝わりやすい文章であることが良い文章なのです。(もちろんブログなどでも分かり易い表現は必要でしょう。) ストレートに過不足無く相手に情報を伝える、これこそが良い文章の書き方なのです。
では、どうすればそのようにかけるでしょうか。その答えは、小笠原 喜康先生(wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%AC%A0%E5%8E%9F%E5%96%9C%E5%BA%B7)の 大学生のためのレポート・論文術の中の一説「よい文の三原則」が非常に参考になります。 以下、大学生のためのレポート・論文術を参考にまとめます。尚、三原則はすべて引用です。

短文・単文にせよ


短文は読んで字のごとく短い文章にするべし。会話しているときもそうですけど、 話が異常にダラダラしているのに、「で?」と突っ込むと、返せない人が居ますよね。(オレか?w) 結局、要点が絞られていないということです。相手に一行で伝えるということを意識しましょう。 長くていいことは何も無い。

単文とは、英文法やその他文法で使われる言葉ですが、 主語と述語がひとつずつの文章をさします。つまり、接続詞などを用いて 文章を連結させていない文章のことです。(他に対比的に使われる文法用語に 複文や重文があります。)

主語と述語がかみ合っていないと結局何?となるわけです。 ちなみに一文の字数の目安は40字~60字ぐらいと考えておけばいいでしょう。

修飾語を多用しない


なぜこのようにするかというと、修飾語がどこにかかるのか分かりづらくなり、結果誤読を誘引してしまうためです。 修飾語を多用しているということは、 先生によれば、「その筆者が中心概念を明確に理解していないということである。」という ことだそうです。これが一番、僕は響きました。
そのとおりだと思います。これは自分自身肝に銘じなければと思いました。

修飾語を多用すれば、上記の先生の指摘に加えて1番目の短文の原則からも外れてしまいますね。

主語と述語関係を明確に


2番の修飾語とも関連しますが、主語と述語がかみ合ってないといわゆる、「ねじれ文」が発生することになります。 ねじれ文とは。

ねじれ文が生まれていれば、それだけ誤読を誘ってしまいます。


まとめ
①短文・単文にせよ
②修飾語を多用するな
③主語・述語を明確に

言葉を使う仕事に携わらせていただいている中で、 上記3つの原則は当たり前という印象もあります。 しかしながら、ともすると、ふとしたきっかけで失念することも多々ありますよね。 特に、日常生活のコミュニケーションでも発生しがちなことです。
自分自身を律する意味でも気をつけねばということで、まとめさせていただきました。

まぁ、でも、日記や小説、ブログなどだと、あえて誤読するという高等技法もあります。 某巨大掲示板はその最たる例じゃないかなと思います。
ま、当然小論文の世界では客観性に基づく読解というのが原則なので、 誤読を起こさないような文章作りに励んでまいりましょう。
【2013年度版】塾予備校を使った小論文対策

国公立後期組みもボチボチ小論文対策!

そろそろ5教科の勉強も落ち着いて、国公立後期対策に小論文を勉強しようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、他の科目と違って中々勉強しづらいのが小論文ですよね。何を書いていいか分からないし、書き出しも分からないし、そもそも何を書いたら何点もらえるか見えづらいのが、小論文ですよね。

ただ、実は勉強しづらさは随一かもしれませんが、ある一定水準以上のレベルまでたどり着いたら、一番点数が安定するのが小論文でもあるのです。小論文で勉強するべきことは、自分なりの思考のフレームワークを手に入れることです。言いかえれば自分なりの価値観やものの見方を作り上げていく科目なのです。もちろん最低限の知識は必要ですが、知識を入れ続けたところで、点数にはなりません。なぜならば、小論文は知識の品評会ではなく、自分で問題点を設定して自分で答える場だからです。


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小論文での要約の仕方に関して

【2013年度版】塾予備校を使った小論文対策


小論文に関して

どうも。こんばんは。僕です。
11月に入り、早一週間たちましたね。皆さんお風邪などはひかれてないでしょうか。 ウチの塾では、風邪引き人と風邪予防人でみんなマスクマンに変身している最中です。

大学受験は、かねてから英語・国語・数学・理科・社会の5教科をベースにした学科試験でした。しかしながら近年では、学力では測りづらい人格・価値観・問題意識・興味/関心領域がどこにあるのかを測ろうと、小論文を導入する大学も少なくなくなってきました。国公立では主に後期試験で、私立であれば一部の早稲田大学の学部や慶応大学でも良く出題されています。あるいは、AO入試や公募推薦、指定校推薦などでも使われていることが多いです。

しかしながら、どうしても小論文という科目の試験の特性上、採点基準が不明瞭になりやすいのでは?とか教授の主観的意識が強くて点数がばらつくのでは?という問題を指摘されています。そのあたりは正直、ある程度の大枠は大学ごとに決まっていると思いますので、そうそうばらつかないとは思います。ですが、それ以上に大きな問題点として小論文のみで合否を決めてしまうと、学力が足らず大学の授業についていけないというタイプの生徒も増えてきたという問題もあるようです。そのため、小論文という科目は様々な側面から問題を指摘されているわけです。

ただ、そうは言っても小論文が出来れば受験生としてはワンランク上の大学を志望することが出来たり、更に自ら問題を設定して自ら答えるという大学に入ってから学問をする上で基礎的な物事の考え方が出来るようになります。そして、5教科の勉強では中々身につけられない知識や教養も入ってくるので非常に有意義な勉強にもなります。実際、僕自身、英語の勉強に並んで小論文の勉強が一番好きでしたw

小論文を勉強すると、物事を筋道立てて考えて、答えるという社会に出てからも便利なスキルを身につける絶好の場になるので、是非小論文を高校の科目に追加して欲しいなと思っています。(筋道立てて考えられるようになるといいながら僕は出来てない気がするのは気のせいじゃないですよね・・・)

【2013年度版】塾予備校を使った小論文対策




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